小説

”文学少女”と慟哭の巡礼者 野村美月

あらすじ遠子の受験・卒業を目前にし、寂しい思いにとらわれながらも、ななせと初詣に行ったりして、和やかなお正月を迎える心葉。だが、ななせがケガをし、入院先に見舞いに行った彼は、その心を今も縛り付ける、ひとりの少女と再会する―! 過去に何があっ...
小説

”文学少女”と穢名の天使 野村美月

あらすじ文芸部部長、天野遠子。物語を「食べちゃうくらい」愛しているこの“文学少女”が、何と突然の休部宣言!? その理由に呆れ返りつつも一抹の寂しさを覚える心葉。一方では、音楽教師の毬谷の手伝いで、ななせと一緒に放課後を過ごすことになったりと...
小説

”文学少女”と繋がれた愚者 野村美月

あらすじ「これは食べ物への冒涜よっ!」物語を食べちゃうくらい深く愛している”文学少女”天野遠子。彼女が、図書館の本のページが切り取られていることを発見してしまったため、文芸部の後輩井上心葉は、またしても振り回されるハメになったのだが……。 ...
小説

”文学少女”と餓え渇く幽霊 野村美月

あらすじ文芸部部長・天野遠子。物語を食べちゃうくらい愛しているこの自称“文学少女”に、後輩の井上心葉は振り回されっぱなしの毎日を送っている。そんなある日、文芸部の「恋の相談ポスト」に「憎い」「幽霊が」という文字や、謎の数字を書き連ねた紙片が...
小説

“文学少女”と死にたがりの道化 野村美月

何度も読み返している大好きな”文学少女”シリーズ。文芸部部長の天野遠子の文学蘊蓄はもちろん、最大の魅力は物語を食べて味を語るところでしょう!美味しそうな食べ物(文学作品)にうっとりし、実際に読んでみた作品も数多にあります。というわけで、出て...
小説

あしながおじさん ウェブスター

高校生のときに初めて読んで(当時『桜蘭高校ホスト部』で知りました)以来、何度も読み返している作品です。 孤児のジュディーが、あしながおじさんのおかげで大学へ行けるようになり、そこでの生活が生き生きと手紙に書かれています。 あしながおじさんも...
小説

幻想的な小説

ラピスラズリ 山尾悠子冬のあいだ眠り続ける宿命を持つ“冬眠者”たち。ある冬の日、一人眠りから覚めてしまった少女が出会ったのは、「定め」を忘れたゴーストで──『閑日』/秋、冬眠者の冬の館の棟開きの日。人形を届けにきた荷運びと使用人、冬眠者、ゴ...
エッセイ・その他

小説以外 恩田陸

幾度となく読み返している恩田陸さんのエッセイ。学生の頃は電車の中で、社会人になってからはお昼の時間や病院の待ち時間にページをめくっています。恩田さんの会社員時代のエピソードはすさまじく、そんな中で小説も書いていたことに初めて読んだときには驚...
小説

春に読み返したい小説5選

個人的に春になると読み返したくなる小説を5冊挙げてみました。1冊目 『はるがいったら』飛鳥井千砂(集英社文庫)両親が離婚し、離れて暮らす姉弟。完璧主義の姉・園は、仕事もプライベートも自己管理を徹底しているが、婚約者のいる幼なじみと不毛な恋愛...
エッセイ・その他

『のっけから失礼します』『好きになってしまいました』 三浦しをん

のっけから失礼します『ハイキュー!!』を読んで赤点回避のための勉強シーンが好きなことに気づくところで、私もだ! となりました。日常って感じが好きなんですよね~。以下、エッセイに出てきた作品メモ。『蒲田行進曲』『高良くんと天城くん』はなげのま...