高柳佐知子さんのイラストと熊井明子さんの優しい文章がマッチしている、素敵なエッセイ。
折に触れて読み返す、私の宝物の一つ。
特に「力なく悲しきときは」で紹介されていた羽仁もと子の言葉
「力なく悲しきときは、小さきこと、特に励めと御霊いう」は元気がなくなった時に思いだします。
このエッセイにはたくさんの書籍や映画が出てきます。
この本で知り、買い求めた書籍も多く、ブックガイドとしてもおもしろい。
以下に紹介されている本と映画をまとめてみることにしました。
春のポプリ
『列島おんなのうた』深尾須磨子
『燈火節』片山廣子
残念ながら『燈火節』は、手に入りませんが『片山廣子随筆集 ともしい日の記念』(ちくま文庫)で読むことができます。
『薔薇は生きてる』山川弥千枝
『わすれなぐさ』北原白秋
『悪魔が夜来る』映画
『潜在意識の活用法』J・T・マンガン
『快速針刺療法』績文堂
『我に益あり』西村伊作
夏のポプリ
『薔薇の小筐』『水上の音楽』城夏子
『晝の思』北原白秋
『庭』ルミ・ド・グールモン
『終着駅』『昨日・今日・明日』映画
『シンデレラ』『長くつをはいた猫』『鏡の国のアリス』『星の王子様』『人魚姫』『青い鳥』
『天地創造』ジャン・エッフェル
『タルキニアの小馬』マルグリット・デュラス
『石の花』バジョーフ
『小さなリチャード』
秋のポプリ
『工作百科事典』
『妖精の距離』瀧口修造
『詩集』芥川龍之介
『果物』八木重吉
『山の絵本』尾崎喜八
『スクリーン・モードと女優たち』秦早穂子
『私ではなくて風が…D.Hロレンス伝』フリーダ・ローレンス
『別離』映画
『純潔について』中里恒子
『信念をつらぬく』B・スイートランド
『母の肖像』パール・バック
『幸福の心理学』ヴェニス・ブラッドワス
冬のポプリ
『藤村女子讀本』島崎藤村
『バースデイブック』ケイト・グリーナウェイ
『1日24時間をどう使うか』レイ・ジョセフス
『千夜一夜物語』
『竹』森田たま
『燃えながら飛んだよ』文・飯田栄彦 絵・大橋歩
『北の岬』辻邦生
『エーゲ海の旅情』 映画
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