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2023年1月~6月の読書記録です。
1月
赤川次郎の『記念写真』以外は全部再読でした。
- 『記念写真』赤川次郎
- 『「夢ノート」のつくりかた』中山 庸子
- 『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信
- 『ネクロポリス』(上・下)恩田陸
- 『空飛ぶ広報室』有川浩
- 『明日の子供たち』有川浩
- 『集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたらみるみる部屋が片づきました』ひぐちさとこ
- 『小悪魔教師サイコ1~3』原作:三石メガネ 漫画:合田蛍冬
- 『県庁おもてなし課』有川浩
- 『メンタル強め美女白川さん4』獅子
- 『犬のしっぽをなでながら』小川洋子
- 『明日、私は誰かのカノジョ13』をのひなお
- 『星を撃ち落とす』友桐夏
- 『マイ・ブロークン・マリコ』平庫ワカ
- 『蛇行する川のほとり』恩田陸
- 『ブラッド・ハーレーの馬車』沙村広明
- 『女の子が死ぬ話』柳本光晴
- 『明日、私は誰かのカノジョ14』をのひなお
- 『星の王子さま』サン=テグジュペリ 池澤夏樹(訳)
- 『春待ちの姫君たち』友桐夏
- 『海からの贈り物』アン・モロウ・リンドバーグ 吉田健一(訳)
『記念写真』赤川次郎
あなたの背後に潜む、十の恐怖。
荒んだ心を抱えた十六歳の高校生・弓子。彼女が海が見える展望台で出会った、絵に描いたような幸福家族の思いがけない”秘密”とは――。表題作を含む十編を収録したオリジナル短編集。
『世にも奇妙な物語』のような短編集。 少々ホラーで不気味で後味が悪い話が多い。せめて、1月1日はおめでたい作品を読もう!
『「夢ノート」のつくりかた』中山 庸子
【夢】とは大別して、㈰眠っている間に見るもの ㈪実現させたい願い……の二通り意味があるが、本書でいう「夢」とは“㈪”のこと。 本書では、結婚、仕事、ライフサイクルetc.……大きな夢から小さな願望まで、この「夢ノート」で次々と叶えてきた著者が、とっておきのサクセス法を伝授する。 その方法はいたって簡単。「なりたい心、なりたい人、欲しいもの」を、どんどんノートに書き出していくだけ。ポイントは、“恥ずかしい”という気持ちを脇に置き、自分の願いを洗いざらい「告白」してしまうこと。書き出す作業によって自分の欲求や願望が明確化し、心に刻まれるのと同時に、「絵を入れて、写真も貼って、叶った夢にはシールを貼って」と、クリエイティブな満足を得られる効用も大きい。 毎日が何となくつまらない、もっと私らしい生き方があるはずなのに、一体何をしたらいいのかわからない……と、自分探しの途上にある人に、ぜひおすすめの一冊。
熊井明子のエッセイ『私の部屋のポプリ』と出会うきっかけになった本です。
高校生ぐらいの頃、この本とももせいづみの『「願いごと手帖」のつくり方』を読んで、私も夢ノートを作り出しました。
『儚い羊たちの祝宴』米澤穂信
夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。
全体的に暗い雰囲気が漂う作品集。読後はいや~な感じになるが、何だか惹き付けられるので、何回も読み返しています。
『ネクロポリス』(上・下)恩田陸
英国と日本の文化が融合した世界「V.ファー」の「アナザーヒル」では、死者と交流する「ヒガン」と呼ばれる行事が毎年行われている。「V.ファー」で連続殺人事件が発生した年、聖地である「アナザーヒル」でも事件が起きる。犯人探しが進むなか、不思議な風習に彩られた「アナザーヒル」が変質し始める――。著者初の上下巻作品となった大作ファンタジーが待望の文庫化。
上下巻、そしてかなり分厚い本ですが、とてもワクワクして読みやすいです。
恩田さんの小説って、人物たちの会話が楽しいんですよね。
『空飛ぶ広報室』有川浩
不慮の事故で夢を断たれた元・戦闘機パイロット・空井大祐。異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは、ミーハー室長の鷺坂、ベテラン広報官の比嘉をはじめ、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった。そして美人TVディレクターと出会い……。ダ・ヴィンチの「ブック・オブ・ザ・イヤー2012」小説部門第1位のドラマティック長篇。
『明日の子供たち』有川浩
想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている! 児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。
諦める前に、踏み出せ。
思い込みの壁を打ち砕け!
児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。
愛想はないが涙もろい三年目の和泉和恵や、理論派の熱血ベテラン猪俣吉行、“問題のない子供”谷村奏子、大人より大人びている17歳の平田久志に囲まれて繰り広げられるドラマティック長篇。
『集めすぎ女子が本当の「好き」を見極めたらみるみる部屋が片づきました』ひぐちさとこ
部屋がキレイにならないのには、ワケがあった!
著者は、手芸やアニメ、漫画やフィギュア、可愛いものが大好きな集めすぎのオタク女子。
宝物に囲まれて大満足だったはずが、気づけば自室は大切なものといらないものが混在する樹海に…。
ものを捨てたくないオタク視点ならではの、ちょっとした小技や片付けのアイデアを詰め込み、お片付けから宝物がディスプレイされるまでを、一風変わった面白エピソードを交えてご紹介します!!プロローグ
1話 友達が来る! 片付けてはみたものの…夢の部屋のなれ果て
2話 全部大事!! は部屋にあるものを把握してないから!?
3話 宝箱の中はゴミだらけ!!? 大事なのは自分なりの基準を見つけること
4話 着ない服の山、山、山…。片付けは使ってない実用品から!
5話 「漠然と好き」なものにメスを入れる! その結果…
6話 決壊寸前の本棚の整理は「保留」がミソ!
7話 片付けてわかったこと。大切なのは根っこだけ!
8話 ようやくコレクションを飾れる! 長い道のりだったけどやってよかったお片付け
エピローグ
たまに片付けや掃除の本を読みたくなるときがあります。
『小悪魔教師サイコ1~3』原作:三石メガネ 漫画:合田蛍冬
荒廃したクラスに美人の新米教師・葛西(かさい)先生がやってくる。
実は、前の担任は生徒からのいじめにより自殺未遂を図り入院してしまったのだ。
「私が教師になったのは、生徒を幸せにするため」とほほ笑む彼女に、いじめっ子たちの陰湿な嫌がらせが始まる。
しかし、生徒たちはまだ知らなかったのだ、彼女の本性を……。
葛西先生は、サイコパスーー!?
エロ・グロシーンが多いので、読む人を選ぶ作品です。個人的には合田さんの絵が好きでした。
『県庁おもてなし課』有川浩
とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員・掛水は、地方振興企画の手始めに、人気作家に観光特使を依頼するが、しかし……!? お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる掛水の奮闘が始まった!
『メンタル強め美女白川さん4』獅子
私たちは何歳になっても愛を与え合い、受け取り合える!
必要以上に自分を責めてしまうとき、心に余裕がなくて他人を否定したくなるとき、誰かに心ない言葉をかけられたとき…。
メンタル強め美女白川さんからあなたへ贈るメッセージ、「私たちはみんな生きているだけで素晴らしい!」
ストレスいっぱいな現代社会をポジティブマインドで渡り歩くためのヒントが詰まった、大ヒットシリーズ第4弾!町田さん、梅本さん、林檎ちゃんといったお馴染みのメンバーはもちろん、倉橋くん、羽柴さん、花岡さん、東郷課長なども登場。
そして新しく職場に入ってきたのは、元ミスキャンの肩書を持つ第二新卒の美少女・若宮星羅。
自分との距離を縮めようと声をかけてきた白川さんに星羅が放った言葉は「アップデートの強要とか一周回って古いです」。
価値観の異なる年下の星羅に対して白川さんがとった行動は…?今回も元気になれる名言、心に響くメッセージ満載&単行本でしか読めない大ボリュームの描き下ろしを収録。
毎日を頑張る全女子に贈る「可愛く強く」生きる教科書!
2月
『犬のしっぽをなでながら』小川洋子
あたりまえの生活の大切さをそっと伝える
家の中に閉じこもり、せっせと原稿を書く作家の生活。愛する家族と愛犬がそばにいてくれるのだが…。作家であり、妻であり母である著者の日常が垣間見えるエッセイ集。
『明日、私は誰かのカノジョ13』をのひなお
「頑張って生きようね」
歳をとれば大人になれると思っていた。
けどそれは真っ赤な嘘で、私はずっと
歳だけ重ねて子供のままだった。学ぶことも、省みることもせず
ただただ流され40歳を越えて。今更遅いかもしれない。何も変わらないかもしれない。
それでも「世界は素晴らしい」と言えるように。私は、頑張る。
第6章「What a Wonderful World」閉幕――
3月~4月 なし
記録が見つからず。
5月
『星を撃ち落とす』友桐夏
4人の女子高生の不安定な対立感情が絶頂を迎えたとき、悲劇が起きた。傷ついたのは誰で、嘘をついていたのは誰なのか? 少女小説界の鬼才、完全復活のトリッキーな傑作!
『マイ・ブロークン・マリコ』平庫ワカ
あたしは骨になったマリコと、最初で最後の旅に出た。
柄の悪いOLのシイノは、彼女の死を知りある行動を決意した。女同士の魂の結びつきを描く鮮烈なロマンシスストーリー!※巻末に平庫ワカのデビュー作短編、『YISKA ―イーサカ―』を収録。
『蛇行する川のほとり』恩田陸
演劇祭の舞台装置を描くため、高校美術部の先輩、香澄の家での夏合宿に誘われた毬子。憧れの香澄と芳野からの申し出に有頂天になるが、それもつかの間だった。その家ではかつて不幸な事件があった。何か秘密を共有しているようなふたりに、毬子はだんだんと疑心暗鬼になっていく。そして忘れたはずの、あの夏の記憶がよみがえる。少女時代の残酷なほどのはかなさ、美しさを克明に描き出す。
何度読み返しても、とらえどころがなく、逃げ水のような印象。十年前の殺人事件と、大人びて美しく賢い少女たちと少年たち。お互いに腹の探り合いをしながらも事件の真相へ少しずつ近づいていく。夏の作品でも太陽や青空のような明るさではなく、緑陰のように濃い影のある作品。
恩田陸さんの作品で一番読み返しているかもしれません。
『ブラッド・ハーレーの馬車』沙村広明
資産家・ブラッドハレー家の養女になることが、孤児院の少女たちの憧れだった。ブラッドハーレー聖公女歌劇団で華々しく活躍する……そんな期待に胸を膨らませた少女たちがたどり着いた先は、暗い暗い塀の中。恐ろしく壮絶な悪夢が始まる――。
救いがない作品なので、心が元気なときに読むことをおすすめします。
『女の子が死ぬ話』柳本光晴
マンガ大賞2017で大賞を受賞した「響」の作者・柳本光晴が贈る、一編の切なくも美しい物語。高校に進学した望月千穂は、まるで少女漫画のヒロインのように美しい瀬戸遥と出会う。遥の幼馴染・和哉とも意気投合し、三人は充実した高校生活を過ごす。しかし、不治の病に侵された遙に残された時間はあまりに短く……
『明日、私は誰かのカノジョ14』をのひなお
「これは恋愛じゃない」
“普通”がわからない女と”普通”を欲しがる男。
自分ではどうしようもなかった歪み。
その中で生きてきた二人の出会いは果たしてどこへ向かうのか。最終章『No Woman No Cry』
人並みの幸せを手に入れるため、私達は――
6月
『星の王子さま』サン=テグジュペリ 池澤夏樹(訳)
池澤夏樹の新訳による永遠の名作刊行。
砂漠に不時着した飛行士の前に、不思議な金髪の少年が現れ、次第に彼の事情も明らかになる。バラの花との諍いから住んでいた星を去った王子さまは、いくつもの星を巡った後、地球に降り立ったのだ。深い紺色が優しい装丁は、プレゼントにも最適なかわいらしさ。贈り物としてもぜひどうぞ。
「みんなが探しているものはたった一本のバラやほんの少しの水の中に見つかるのに……」言葉に出来ないなにか「大切なもの」をプレゼントされたような作品でした。
『春待ちの姫君たち』友桐夏
人気者の生徒・舞に従わなかったことで、クラスから孤立してしまった少女・赤音。心を閉ざした赤音を支えているのは、親友の“彩”。しかし舞は彩の正体に気づいて…!? 華麗に謎めく少女小説。
最初に発売されたコバルト文庫、次に出た創元推理文庫、最後の電子書籍で若干異なる部分があります。個人的には加筆修正された電子書籍版が一番読みやすいかな。
友桐夏さんの作品は、一つ一つは独立していても、作品の世界は濃密に繋がっています。
誰が敵か、あるいは味方か――。誰を利用し、誰につくか。
今ここで自分が取るべき選択は何か――。とかなりスリリングな部分もあり、一筋縄ではいかない作品です。
『海からの贈り物』アン・モロウ・リンドバーグ 吉田健一(訳)
生活や仕事や、付き合いの釣り合い方に就いて――。
現代に生きている人間ならば誰でも直面する諸問題に、真摯に対峙する。
女はいつも自分をこぼしている。そして、子供、男、また社会を養うために与え続けるのが女の役目であるならば、女はどうすれば満たされるのだろうか。い心地よさそうに掌に納まり、美しい螺旋を描く、この小さなつめた貝が答えてくれる――。有名飛行家の妻として、そして自らも女性飛行家の草分けとして活躍した著者が、離島に滞在し、女の幸せについて考える。現代女性必読の書。
昔手放して、また読みたくなって購入したエッセイです。
以上、2023年1月~6月に読んだ作品でした。




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