2024年7月~12月 読書記録

月別読書記録

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2024年7月~12月の読書記録です。漫画も含めています。

  1. 『キリハラキリコ』紺野キリフキ
  2. 『水中翼船炎上中』穂村弘
  3. 『40歳がくる!』雨宮まみ
  4. 『蝉声』河野裕子
  5. 『十二人の手紙』井上ひさし
  6. 『やがて海へと届く』彩瀬まる
  7. 『号泣』松田志乃ぶ
  8. 『妄想炸裂』三浦しをん
  9. 『きらきらひかる』江國香織
  10. 『僕は奇跡しか起こせない』田丸 久深
  11. 『エンジェル エンジェル エンジェル』梨木香歩
  12. 『おちゃめな生活』田村セツコ
  13. 『マリア様がみてる』今野緒雪
  14. 『聖フランチェスコの鳥』田口犬男
  15. 『腹を割ったら血が出るだけさ』住野よる
  16. 『ナイトメア』小倉千加子
  17. 『私の部屋のポプリ』熊井明子
  18. 萩原朔太郎詩集
  19. 『フェリックスとゼルダ』モーリス グライツマン
  20. 『教室に並んだ背表紙』相沢沙呼
  21. 『石川くん』枡野 浩一
  22. 『殺人出産』村田沙耶香
  23. 『中庭の出来事』恩田陸
  24. 『母性』湊かなえ
  25. 『更級日記 平安時代の元祖文系オタク女子の日記』清水 康代 (著)川村 裕子 (監修)原作:菅原 孝標女 
  26. 『ハラヘリ読書』宮田ナノ
  27. 『ラノベ部』全3巻 平坂読
  28. 『ハッピーエンドにさよならを』歌野晶午
  29. 『妖精が舞い降りる夜』小川洋子
  30. 『ゆたかな人生が始まるシンプル・リスト』ドミニック・ホーロー
  31. 『カワイイおばさんの「ひらめきノート」』田村セツコ
  32. 『幸福はただ私の部屋の中だけに』森茉莉 
  33. 『図書館の外は嵐』穂村弘
  34. 『願いごと手帖のつくりかた』ももせいずみ
  35. 『自分を変えるノート術』安田修
  36. 『夢ノートのつくりかた』中山 庸子
  37. 『村上ラヂオ』1~3 村上春樹
  38. 『ブラックスワン』山田正紀
  39. 『小説以外』恩田陸
  40. 『虚空経典』剣持刀也
  41. 『風狂王国』アンドレ マルロー (著)堀田 郷弘 (翻訳)
  42. 『六人の噓つきな大学生』浅倉 秋成
  43. 『裏窓クロニクル』友桐夏
  44. 『星を撃ち落とす 』友桐夏
  45. 『好きになってしまいました』 三浦しをん
  46. 『この本を盗む者は』深緑野分
  47. 『針がとぶ – Goodbye Porkpie Hat』吉田篤弘
  48. 『恋に至る病』斜線堂有紀
  49. 『名作なんか、こわくない』柚木 麻子 
  50. 『今宵もお待ちしております』1~3 北川みゆき
  51. 『本の花』平松洋子
  52. 『双月高校、クイズ日和』青柳碧人
  53. 『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午
  54. 『さみしい夜はペンを持て』古賀史健
  55. 『月下の一群』堀口大學
  56. 『魔性の子』小野不由美

『キリハラキリコ』紺野キリフキ

奇妙で愉快でちょっぴり悲しい不思議小説

キリキリ町に住むキリハラキリコのまわりではおかしなことばかりが起きる。ユニークな登場人物たちに囲まれたキリコが、1年間の奇妙で愉快でちょっぴり哀しい出来事を、日記形式で綴った不思議で不条理な小説空間。

『水中翼船炎上中』穂村弘

当代きっての人気歌人として短歌の魅力を若い世代に広めるとともに、エッセイ、評論、翻訳、絵本など幅広い分野で活躍する著者が、2001年刊行の第三歌集(『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』)以来、実に17年ぶりに世に送り出す最新歌集。短歌研究賞を受賞した連作「楽しい一日」ほか、昭和から現在へと大きく変容していく世界を独自の言語感覚でとらえた魅力の一冊!

『40歳がくる!』雨宮まみ

未完のWeb連載、待望の書籍化!
2016年に急逝した著者によるWeb連載が待望の書籍化!
穂村弘、山内マリコ、初期の編集者らによる特別寄も収録してよみがえる。

『蝉声』河野裕子

稀代の女流歌人、河野裕子の死の前日までの427首を収録。自らの死とそして家族と、どう向い合ったか。

『十二人の手紙』井上ひさし

キャバレーのホステスになった修道女の身も心もボロボロの手紙、上京して主人の毒牙にかかった家出少女が弟に送る手紙――。ラブレター、礼状、公式文書、メモ……、「手紙」だけが物語る笑いと哀しみがいっぱいの12の人生ドラマ。

『やがて海へと届く』彩瀬まる

すみれが消息を絶ったあの日から三年。真奈の働くホテルのダイニングバーに現れた、親友のかつての恋人、遠野敦。彼はすみれと住んでいた部屋を引き払い、彼女の荷物を処分しようと思う、と言い出す。親友を亡き人として扱う遠野を許せず反発する真奈は、どれだけ時が経っても自分だけは暗い死の淵を彷徨う彼女と繋がっていたいと、悼み悲しみ続けるが――。

『号泣』松田志乃ぶ

「ねぇ、知ってる? 日本の女子高生って――。」進学校として知られる天智高校。春休みのある日、人気者だった春日井奈々が校舎から転落死する。自殺と思われたが、転落前、彼女の背後に人影を見たという証言もあり……。奈々が所属していた部活は、部員の名前に偶然、春・夏・秋・冬の文字があることから「四季の会」と呼ばれ、憧れる生徒も多い。だが、奈々の死後、部員たちに異変が起きて…。危うく儚い青春ミステリー。

『妄想炸裂』三浦しをん

『きらきらひかる』江國香織

私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである――。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人はすべてを許しあって結婚した、はずだったのだが……。セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは? 傷つき傷つけられながらも、愛することを止められないすべての人に贈る、純度100%の恋愛小説。

『僕は奇跡しか起こせない』田丸 久深

十歳で突然死んだ幼なじみの真広は、臨時の養護教諭になった二十五歳の紗絵の前に、いまも姿を現す。
人々に幸福をもたらす「キセキ」として――。
世の中の奇跡のほとんどは、じつは彼ら「キセキ」たちがこっそり手助けすることによって起こっているという。
大きな災害から命を救ってくれる大きなものから、偶然良いことが重なる小さなものまで、仕事は多岐にわたっているらしい。
しかし危険が迫ったとき、紗絵を救ったのは真広ではなく、同僚の悠介で……。真広はなぜ「キセキ」になったのか。
彼が最後に起こした奇跡とは?

第10回日本ラブストーリー&エンターテインメント大賞の最優秀賞を受賞した、感動のストーリー。

『エンジェル エンジェル エンジェル』梨木香歩

コウコは、寝たきりに近いおばあちゃんの深夜のトイレ当番を引き受けることで熱帯魚を飼うのを許された。夜、水槽のある部屋で、おばあちゃんは不思議な反応を見せ、少女のような表情でコウコと話をするようになる。ある日、熱帯魚の水槽を見守る二人が目にしたものは――なぜ、こんなむごいことに。コウコの嘆きが、おばあちゃんの胸奥に眠る少女時代の切ない記憶を呼び起こす……。

『おちゃめな生活』田村セツコ

人生いいことも悪いこともある。そして生きづらい時もある。この本を開けば、気持ちが楽になり、セツコの言葉が心にしみわたります。

『マリア様がみてる』今野緒雪

純粋培養(ばいよう)の乙女たちが集う、私立リリアン女学園。清く正しい学園生活を受け継いでいくため、高等部には「姉妹(スール)」と呼ばれるシステムが存在していた。ロザリオを授受する儀式を行って姉妹となることを誓うと、姉である先輩が後輩の妹を指導するのである。高等部に進学して、まだ姉を持っていなかった祐巳(ゆみ)は、憧れの『紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)』である二年生の祥子(さちこ)から、突然「姉妹宣言」をされるが!?

『聖フランチェスコの鳥』田口犬男

『腹を割ったら血が出るだけさ』住野よる

「愛されたい」という感情に強く囚われている茜寧は、友人に囲まれ充実した高校生活を送っているが、誰にも本心を明かすことができない。人に好かれるよう振る舞い神経をすり減らす中、一冊の小説だけを心の支えにしていた。ある日茜寧は、その小説に登場する〈あい〉にそっくりな人物と街ですれ違う。声をかけるとその人物の名前もまた〈あい〉だと言う。友達になった二人の身の回りに、本に記された内容と同じような出来事が起き始めて……。人生と物語が交差する、極上の青春群像劇。

個人的に、この作品のイメージソングは米津玄師の『ゴーゴー幽霊船』です。

『ナイトメア』小倉千加子

『私の部屋のポプリ』熊井明子

萩原朔太郎詩集

『フェリックスとゼルダ』モーリス グライツマン

『教室に並んだ背表紙』相沢沙呼

「カラフルな感情で静かに彩られた図書室。あの時この本を見つけたかったなぁ……」櫻坂46 田村保乃さん
“物語”との出逢いで変わりゆく少女たちを繊細に描く6つの連作短編集。

図書委員のあおいは、苦手な同級生を図書室で見かけた。本に興味がないはずの彼女の姿に疑問を抱き──(「その背に指を伸ばして」)。本が嫌いなあかねは、読書感想文の課題にゲンナリ。そこへ偶然、クラスメイトが捨てた下書きを見つけて──(「やさしいわたしの綴りかた」)。本を開くたび、窮屈な世界が少しずつ拓かれていく。中学校の図書室を舞台に、6人の少女たちを繊細に描く連作短編集。

『石川くん』枡野 浩一

啄木の短歌は、とんでもない!(談・糸井重里)
親孝行や働き者のイメージは間違いだった!? お金大好き、働くの嫌い。借金大王で、女ったらし。そんな「石川くん」の本当の姿をユーモラスに描いたエッセイ集。啄木短歌、衝撃の現代語訳つき。

『殺人出産』村田沙耶香

「産み人」となり、10人産めば、1人殺してもいい──。そんな「殺人出産制度」が認められた世界では、「産み人」は命を作る尊い存在として崇められていた。育子の職場でも、またひとり「産み人」となり、人々の賞賛を浴びていた。素晴らしい行為をたたえながらも、どこか複雑な思いを抱く育子。それは、彼女が抱える、人には言えないある秘密のせいなのかもしれない……。

『中庭の出来事』恩田陸

瀟洒なホテルの中庭で、気鋭の脚本家が謎の死を遂げた。容疑は、パーティ会場で発表予定だった『告白』の主演女優候補三人に掛かる。警察は女優三人に脚本家の変死をめぐる一人芝居『告白』を演じさせようとする――という設定の戯曲『中庭の出来事』を執筆中の劇作家がいて……。虚と実、内と外がめまぐるしく反転する眩惑の迷宮。芝居とミステリが見事に融合した山本周五郎賞受賞作。

『母性』湊かなえ

女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。(解説・間室道子)

『更級日記 平安時代の元祖文系オタク女子の日記』清水 康代 (著)川村 裕子 (監修)原作:菅原 孝標女 

1000年前の文学少女、菅原孝標女は、今の時代にもいそうなとっても魅力的な文系オタク女子。
『物語』が読みたすぎて仏像を彫ってもらったり、念願の『源氏物語』を手に入れたら几帳(きちょう)に引きこもって読みふけり、
結婚なんてどうでもいいと思ってしまったり…。
現代のオタク女子にもきっと共感できて、とってもわかりやすい教養コミック!!
☆入試や試験によく出る『更級日記』名場面集の一言解説つき!

『ハラヘリ読書』宮田ナノ

美味しい“読書”、召し上がれ

森茉莉の書く“シュウクリイム”、
内田百けんの書く“おかうこ”、
村上春樹の書く“オムレツ”
森見登美彦の書く“お酒” etc……

古今東西の名作に登場する美味しそうな食べものを、
食いしん坊の作者独自の目線で語るコミックエッセイ。

遠い存在だった文豪や、物語の登場人物たちが、
いつの間にか身近に感じられる名作レビューエッセイです。

『ラノベ部』全3巻 平坂読

物部文香はごくごく普通の高校一年生。高校に入学して一週間、今まで通りさして特徴のないごくごく普通の毎日を送ってきた文香だが、ある時ふと気がつくと軽小説部、通称『ラノベ部』に所属することになっていた……! かといってたいそうな事件が起こることはなく、ライトノベルを読んだりちょっとだけ変わった友達と友情を育んだり、一風変わった先輩に絡まれたりと、楽しく日常を過ごしたり過ごさなかったりしていた。そんな、どこにでもありそうな、でもどこにもなさそうな日々が繰り広げられる新感覚ライトノベルのはじまりはじまり。

『ハッピーエンドにさよならを』歌野晶午

夏休みのたびに私は母の実家がある田舎へ行った。新鮮な山海の料理に、いとこたちとの交流。楽しい夏の日々だ。あの部屋にさえ入らなければ…。(「死面」)理恵が合コンで出会い、付き合ったのは、容姿はよいがかなり内気な男。次第に薄気味悪い行動を取り始め、理恵は別れようとするのだが…(「殺人休暇」)。平凡な日常の向かう先が、“シアワセ”とは限らない。ミステリの偉才が紡ぎだす、小説的な企みに満ちた驚愕の結末。

『妖精が舞い降りる夜』小川洋子

人が生まれながらに持つ純粋な哀しみ、存在していることの孤独を心の奥から引き出すことが小説の役割ではないだろうか。小説を書きたいと強く願った少女は成長しやがて母になり、芥川賞を受賞――。少女・青春期の思い、家族や本のこと、心を締めつける記憶の風景を率直に丁寧に綴り作家小川洋子の原点を明らかにしていく、珠玉の一冊。繊細な強さと静かなる情熱を併せ持つ著者の全貌がみえる初めてのエッセイ集。

『ゆたかな人生が始まるシンプル・リスト』ドミニック・ホーロー

いらないものを見極める質の高い自分に出会える
簡潔に、具体的に書きだすだけで確かな幸せに手がとどく
ベストセラー!『シンプルに生きる』実践編

自分に「問い」を持つ
●優先順位を見直す
●自分が望むこと・望まないことを知る
●身のまわりのものを「ひとつだけ」に絞る
●人づきあいの時間のルールを決める
●手放さなければならないものを知る
●夢や願望をはっきりと意識する
●幸せになる才能を磨く

『カワイイおばさんの「ひらめきノート」』田村セツコ

イラストレーター&エッセイスト・田村セツコが
ずっとハッピーに生きるために
書き続けているノートとは?

手にふれる紙の、ゴワゴワ、ザラザラ、フワフワ感は、
なんともいえない魅力があります。
そこにいろいろメモやらくがきをすると、そうです。
ただの紙が息をしはじめて、ただの紙じゃなくなるのが素晴らしいのです。
その、らくがきやメモがどんどんふえて、
おしゃべりでパンパンにふくらんだ日記帳になりました。
このらくがきおしゃべりノートは、いつしか何でも話をきいてくれる、
信用できる、やさしい、辛棒強い、たのもしい、寡黙な、大切な、
ともだちとなっていったのでした。(「はじめに」より)

『幸福はただ私の部屋の中だけに』森茉莉 

好きな場所は本や雑誌の堆積の下。アニゼットの空瓶に夜の燈火が映る部屋。子どもの視線を持つ作家・森茉莉の生活と人生のエッセイ。解説 松田青子

『図書館の外は嵐』穂村弘

カーテンの向こうは、激しい雨と風と稲妻。
でも、平気。
だって、私はここにいる。
――穂村弘の心を捉えて離さない本たち。
「週刊文春」の好評連載「私の読書日記」3年間分を書籍化。

エッセイや評論、絵本や翻訳など幅広く活躍している、歌人・穂村弘が、
絵本、歌集や句集、名作文学に、ミステリ、SF、漫画……
幅広いジャンルから選ばれた本を丁寧に読み解きます。

【本書で紹介される本たち】
登場人物が三人のミステリー、『ポーの一族』の四十年ぶりの新作、原民喜の童話、ひと夏の物語、ブローティガンが東京を描いた詩集、『おなみだぽいぽい』という絵本、ひめゆり学徒たちの声、「クラムボン」の仲間たち、『交通事故で頭を強打したらどうなるか?』、異形のライフハック、百年前のディストピアSF、大島弓子の単行本未収録作品……

『願いごと手帖のつくりかた』ももせいずみ

『自分を変えるノート術』安田修

『夢ノートのつくりかた』中山 庸子

【夢】とは大別して、㈰眠っている間に見るもの ㈪実現させたい願い……の二通り意味があるが、本書でいう「夢」とは“㈪”のこと。 本書では、結婚、仕事、ライフサイクルetc.……大きな夢から小さな願望まで、この「夢ノート」で次々と叶えてきた著者が、とっておきのサクセス法を伝授する。 その方法はいたって簡単。「なりたい心、なりたい人、欲しいもの」を、どんどんノートに書き出していくだけ。ポイントは、“恥ずかしい”という気持ちを脇に置き、自分の願いを洗いざらい「告白」してしまうこと。書き出す作業によって自分の欲求や願望が明確化し、心に刻まれるのと同時に、「絵を入れて、写真も貼って、叶った夢にはシールを貼って」と、クリエイティブな満足を得られる効用も大きい。 毎日が何となくつまらない、もっと私らしい生き方があるはずなのに、一体何をしたらいいのかわからない……と、自分探しの途上にある人に、ぜひおすすめの一冊。

『村上ラヂオ』1~3 村上春樹

パソコンのスイッチを入れたら、本書の140ページを開いてみて下さい。立ち上がるまでの時間が楽しく過ごせます。

公園のベンチで食べる熱々のコロッケパン。冬のゴルフコースをスキーで走る楽しさ——。オーバーの中に子犬を抱いているような、ほのぼのとした気持ちで毎日をすごしたいあなたに、ちょっと変わった50のエッセイを贈ります。柿ピーの諸問題、楽しいレストランでの大惨事(?)から、きんぴら作りに最適なBGM、そして理想的な体重計の考察まで、小さなドラマが一杯!

『ブラックスワン』山田正紀

白昼のテニス・クラブのロッカー室で、女性の焼死事件が発生。死者として、18年前に忽然と姿を消した女子大生が浮上する。当時の彼女に、いったい何が起こったのか、、無惨な火だるま事件とのつながりは? 哀調ただよう雪の瓢湖(ひょうこ)に舞うブラックスワンをキーに展開する、悲愴な青春時代の驚くべき謎を詩情豊かに追う、著者初の本格推理長編。ミステリーと詩情が融合した傑作。

『小説以外』恩田陸

『虚空経典』剣持刀也

「にじさんじ」剣持刀也ファーストエッセイ!

にじさんじ所属のバーチャルライバー剣持刀也は16歳の高校2年生。剣道部所属の隠れまじめ系男子。
しかし、彼には裏の顔があると噂されていて……。虚空教とは何か。剣持刀也とは何者なのか。

エッセイ、イラストフォト、ファンからの質問に答えるQ&Aコーナー「剣持が斬る」、友人ライバーとの対談など盛りだくさんの内容で送る稀代のエンターテイナー剣持刀也ファーストエッセイ。
イラストフォト:一色

『風狂王国』アンドレ マルロー (著)堀田 郷弘 (翻訳)

『六人の噓つきな大学生』浅倉 秋成

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

『教室が、ひとりになるまで』でミステリ界の話題をさらった浅倉秋成が仕掛ける、究極の心理戦。

『裏窓クロニクル』友桐夏

「魔女」に願いを告げた少年少女たちと、彼らに関わった人々が巻き込まれた30年にわたる悲劇。教会や豪華ホテルなどで起きた事件の真相とは。連作で送る鬼才渾身の傑作。

『星を撃ち落とす 』友桐夏

見知らぬ男からのストーカー行為に悩む高校生の有騎(ゆき)に、クラスメートの鮎子(あゆこ)と茉歩(まほ)が協力する。問題は解決したかに思われたのだが…

『好きになってしまいました』 三浦しをん

『この本を盗む者は』深緑野分

少女たちは本の世界を冒険する!胸躍るファンタジー。

“本の街”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めているが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれたことで本の呪いが発動し、町は物語の世界に姿を変えてしまう。泥棒を捕まえない限り町が元に戻らないと知った深冬は、不思議な少女・真白とともにさまざまな物語の世界を冒険していくのだが……。初めて物語に没頭したときの喜びが蘇る、胸躍るファンタジー!

『針がとぶ – Goodbye Porkpie Hat』吉田篤弘

LPの小さなキズ。聴けなくなった数小節。失われた時と想いにいま灯がともる。かすかに響き合う七つのストーリー。〈解説〉小川洋子

『恋に至る病』斜線堂有紀

僕の恋人は、自ら手を下さず150人以上を自殺へ導いた殺人犯でした――。

 やがて150人以上の被害者を出し、日本中を震撼させる自殺教唆ゲーム『青い蝶』。
 その主催者は誰からも好かれる女子高生・寄河景だった。
 善良だったはずの彼女がいかにして化物へと姿を変えたのか――幼なじみの少年・宮嶺は、運命を狂わせた“最初の殺人”を回想し始める。
「世界が君を赦さなくても、僕だけは君の味方だから」
 変わりゆく彼女に気づきながら、愛することをやめられかった彼が辿り着く地獄とは?
 斜線堂有紀が、暴走する愛と連鎖する悲劇を描く衝撃作!

『名作なんか、こわくない』柚木 麻子 

人気作家・柚木麻子をつくりあげた57冊! 名作は堅苦しい、と感じている人も多いだろう。しかしページをめくれば、そこにいるのは、今の私たちと変わらない悩みを抱えた人々で、女の友情、野心、恋の駆け引き、男の本音といったテーマなどが、余すところなく描かれている。つまり名作には、女子が今を生きるために必要な情報が山ほど詰まっているのである。本書は、スタンダールの『赤と黒』、有吉佐和子の『悪女について』からメルヴィルの『白鯨』まで、57冊の読みどころとその本にまつわる著者の思い出を紹介。読んだ人も、これから読む人も、読むつもりがない人も、「世界名作劇場」を観ているかのように楽しめる。『ランチのアッコちゃん』『BUTTER』の著者による、初の刺激的な読書案内風エッセイ集。

『今宵もお待ちしております』1~3 北川みゆき

あなたの心を映すお酒を召し上がれ。

その店は住宅街の中にあった。
・・・いや、オフィス街の狭間だったのかもしれない。
店の中には美しいバーテンダーがひとり、
“あなたのための”一杯を作ってくれる。

その一杯はあなたにとって
あまいものか
にがいものか
それは、あなたにしかわからない-----

真っ黒な失恋、人生の岐路、懐かしい恋、過去の男、未来への決断・・・。
さまざまな想いを抱えた人間が開けたのは、とあるバーの扉。
美しいバーテンダーが作る一杯のお酒は
誰かと誰かの人生を変えていく。

この本が
あなたにとって「大切な一杯」になりますように・・・

『本の花』平松洋子

全215冊、甘美な衝撃

ゆで卵、生卵、卵焼き。向田邦子のエッセイに登場する卵には、生活の匂いや味を含んでいる『嘘つき卵』。「つらい出来事は、前世だと思ってしまえば大丈夫」人生の助け船にもなる『辛酸なめ子のつぶやきデトックス』生をまっとうする人間のたくましさや哀歓が強く心を打つ写真集『釜ヶ崎語彙集 1972-1973』など。食をテーマにしたもの、暮らしをテーマにしたもの。エッセイ、小説、写真集……丁寧な文体からほとばしる本への愛を感じる215冊の紹介。「再読」するたびに書き手と自分との関係が蓄積されていくという「再読するということ」も必見。自分だけの一冊を見つけたい人にはぜひ読んで欲しい、読書欲が高まる一冊。

『双月高校、クイズ日和』青柳碧人

たった一度きりの高校生活。一生記憶に残るような、燃えるものを探したい――けれど、それが何か分からない。そんな不安や閉塞感を抱いた生徒たちが、クイズ同好会を結成した。記憶力が致命的に劣るリーダー。テニス部を途中退部した美少女。ケンカは強いのに、じつは極端なアガリ性の不良少女etc.。個性豊かなメンバー7人が、「本当の仲間」を見つけ、全国高校クイズ大会出場を目指す!

『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午

究極の驚愕、ミステリーの奇蹟がここにある
素人探偵のもとに持ち込まれた霊感商法事件の意外な顛末、そして…。あなたは最後の一文まで、ただひたすら驚き続けることになる。
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして——。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本。第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞受賞。

『さみしい夜はペンを持て』古賀史健

『月下の一群』堀口大學

『魔性の子』小野不由美

どこにも、僕のいる場所はない──教育実習のため母校に戻った広瀬は、高里という生徒が気に掛かる。周囲に馴染まぬ姿が過ぎし日の自分に重なった。彼を虐(いじ)めた者が不慮の事故に遭うため、「高里は祟(たた)る」と恐れられていたが、彼を取り巻く謎は、“神隠し”を体験したことに関わっているのか。広瀬が庇おうとするなか、更なる惨劇が……。心に潜む暗部が繙(ひもと)かれる、「十二国記」戦慄の序章。

以上、2024年下半期に読んだ作品でした。

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